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交易振興基金 ”Trade Support Fund of Japan”

CCPの運営するEVE ONLINE内に設立された交易振興基金の広報用ページでしたが、
現在の更新内容は交易とはあまり関係がなくなっております。

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2025/05/08(Thu)18:41

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交易について考えていたこと(2)

2008/01/09(Wed)00:35

1-2.流通量
流通量は購入した商品をいかに早く売却できるかということに影響を与えます。すなわち、流通量が多い商品はそれだけ、市場で早く売れるため、商品を素早く現金化することが可能となるのです。
たとえ、利益率が高い商品であったとしても、1ヶ月売れなければその分だけ資金が固まり、機会損失となるわけです。
下の事例では商品1個を仕入れて売却した場合、商品Cは売却まで5日掛かりますが、商品Dは売却まで1日のため、商品Cと比べてより多く資金が回転します。

【事例】
  売却価格 仕入価格 売却までの期間
商品C 1,000,000isk   500,000isk 5日
商品D 1,000,000isk   500,000isk 1日


ログイン時間の兼ね合いもあるため、それほど単純な話ではないのですが、仕入れに1日要するとするモデルでは、1日目に商品Cと商品Dを1個ずつ持っているとすると、5日で以下のように資金は増えます。
   最終資金 過程
商品C
1,000,000isk
 5日目:商品1個売却して資金流入1,000,000isk
商品D 4,000,000isk  1日目:商品1個売却して資金流入1,000,000isk
 2日目:商品2個購入
 3日目:商品2個売却して資金流入2,000,000isk
 4日目:商品4個購入
 5日目:商品4個売却して資金流入4,000,000isk


1-3.商品体積
商品体積は購入した商品を如何に効率よく仕入市場から売却市場へ運ぶかということに影響を与えます。EVEでは、幸いなことにリアルと違って運送コストが発生しませんが、その代わり実時間での運搬時間を要します。カーゴ容量を増やせばいいという意見もありますが、同一垢のサブキャラ2名による交易を前提とする場合はFG艦での運搬となるため、商品体積は重要です。
カーゴ容量の小さいFG艦に体積の大きい商品を載せると、すぐにカーゴが埋まってしまい、仕入市場と売却市場を何度も往復することになり換金に時間を要するため、資金の回転が止まる恐れがあります。
したがって、商品体積についてはキャラクタースキルに依存して検討することになります。
なお、Jitaなどの特定のSystemで仕入と売却の両方を行う場合には、商品体積は気にする必要がありません。ただし、この場合には、特定Systemの価格変動に縛られるため、商品が長期死蔵する恐れがあります。このため、資金余剰が豊富でないと資金が枯渇する危険があります。
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交易について考えていたこと(1)

2008/01/07(Mon)21:55

当初の予想通り資金需要が無く、開店から休業状態のため、更新を止めることにしましたが、更新を止めるにあたり、私がどんなことを考えて交易を行っていたかを書いてみたいと思います。
私はAltを使って片手間で交易を行っており、交易について深く検討してないため、あまり参考にならないかもしれませんが、交易を始めてみようかと思う方の一助になれば幸いです。
留意事項ですが、私は経営学等の専門家ではないため、用語等の間違いがあるかもしれません。
また、私が書く内容は商売の基本事項ですので、いろいろ試してみてください。ほんとに美味しい話は、誰も教えてくれません。


1.商品選び
あくまでも私見ですが、交易にとって重要なのは資金効率とリスクだと考えています。このため、私は資金効率を高めることを重視して交易を行いました。
資金効率を高めるためには利益率と効率的な資金繰りが必要になります。
効率的な資金繰りという概念は、資金残高によって変わると思いますが、私が交易を始めた時には交易に使える資金は100Mil程度でしたので、「効率的な資金繰り」=「換金効率の良さ」でした。これは、資金が豊富で無い場合には、購入した商品をいかに早く現金化して、次の商品購入の資金とするかが重要になるからです。
そして、換金効率を高めるためには流通量が多いことと、Altでの交易を前提としているため、商品体積が小さいということが重要になります。ただし、本キャラで交易を行う方は運搬船の収容量が任意に選べるため、商品体積はそれ程重要で無いかもしれません。

1-1.利益率
利益を増やすためには、売却市場が仕入市場の価格より大きければ大きいほど良いということは明快ですが、このとき気をつけるべきは、価格差ではなく、利益率を重視しなければならないということです。
下の事例では商品1個を仕入れて売却した場合、商品Aは9,000,000isk/個、商品Bは110,000isk/個となり、1個当たりの利ザヤは商品 Aが大きくなり、一見すると商品Aの方が有利かと思われます。しかし、商品Bを100個仕入れて売却した場合、1Mil当たりの利益は商品Aが 9,000,000isk/Mil、商品Bが11,000,000isk/Milとなり、商品Bの方が資金効率が良くなるというわけです。

このため、商品を選ぶ場合には、利益率を重視する必要があります。

【事例】
  売却価格 仕入価格 @利益
 商品A 
10,000,000isk  1,000,000isk  9,000,000isk
 商品B 
120,000isk 10,000isk 110,000isk

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