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交易振興基金 ”Trade Support Fund of Japan”

CCPの運営するEVE ONLINE内に設立された交易振興基金の広報用ページでしたが、
現在の更新内容は交易とはあまり関係がなくなっております。

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2024/03/29(Fri)18:13

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交易について考えていたこと(7)

2008/02/03(Sun)15:17

3-3.特定System内での交易
資金余剰が出てくれば、商品の長期死蔵があったとしても、それほど困らなくなります。そのような状態になった際に行えるのが、特定System内での交易です。今最も市場取引量が多いJitaのようなSystemであれば、Sell Orderの最安値はBuy Orderの最高値より若干高い程度になります。このため、Buy Orderで安く買い、Sell Orderで高く売ることが出来ればその分だけ、利ザヤを稼ぐことが出来ます。ただし、Sell Orderの最安値とBuy Orderの最高値の差が僅かな場合は、手数料と税金が足枷となるため、マーケットスキルが低いと上手くいきません。


3-4.田舎で買って田舎で売るパターン
時間を掛けて商品を現金化することが可能になってきた場合、田舎で買って田舎で売るという選択肢も選べるようになります。
この場合、気をつけるべきなのはSell Orderでの価格設定だと思います。
売却市場が整っていない田舎では、比較的ボッタクリ価格でSell Orderが設定されていますが、このSell Orderリストから買ってくれる人は、都会に出るのが面倒で、高くてもいいから希望の商品が欲しい人です。
このような有難い購入者は、都会に出る時間をミッションや堀に費やした方が効率が良い(或いは、単純に面倒なだけ)と考えている人なので、可能な限り高く買ってもらいたいところです。
このため、価格はめいいっぱい高く設定します。上手くすれば購入価格の30倍でも買ってもらえます。
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交易について考えていたこと(6)

2008/01/19(Sat)18:21

3.慣れてきたら
慣れてくれば、資金が少しずつ増えてくると思いますので、少し欲張りながら取引を行います。

3-1.仕入範囲の拡大
資金が貯まってくれば、仕入範囲を拡大します。
仕入範囲が広いということは、それだけ、商品回収にかける時間が増えるということになりますが、プレイ時間に限界があるため、商品回収時間が増えると、回収されない商品が出てきます。回収されない商品は、死蔵商品となり現金化されないため、資金余剰の少ない時には、Buy Orderが出来なくなり、機会損失となります。
したがって、仕入範囲の拡大は資金余剰に応じて行うことになります。
また、他のRegionに進出するのも良いかもしれません。他のRegionでも試しに仕入を行ってみて、両Regionで仕入を行う、或いは、仕入市場を変えることも選択肢の一つです。

【ひとこと】
私の場合、仕入範囲が20Jの時に、平日はOrderのみ、土日に3時間位かけて回収するという状況でした。


3-2.Sell Orderの操作
当初は、Sell Orderは、最低価格を少し下回った程度にしておきますが、取引履歴を見て、高い価格での取引実績、価格上昇の傾向があれば、その履歴に応じた価格を設定します。通常、売却市場のSell Orderの最低価格よりも取引履歴の平均価格の方が低いですが、この履歴の推移を検討することにより、現状のSell Orderだけに対応するよりも利益率を高めることが可能になります。
ただし、この場合、現金化に時間が掛かるため、資金効率の悪化につながります。したがって、資金残高と利益率とを勘案して判断することになります。
また、価格が下がってしまい、当初売却可能であった価格よりも、取引価格が下がってしまう可能性があります。
この点は、他のプレイヤーの動向によるため、勘と経験で判断するしかありません。

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交易について考えていたこと(5)

2008/01/18(Fri)20:48

2-2.取引開始
取引しようと考えた商品が売却市場で幾らで売れているのか調べます。仕入市場の平均取引価格と売却市場の平均取引価格を比べて、目標の利益率を超えている商品があればとりあえず、Buy Orderをかけます。初めは火傷しないように総額10Milくらいが良いかもしれません。
Buy Orderで設定できる事項は、価格[Bid Price]、個数[Quantity]、期間[Duration]、範囲[Range]です。価格は、Buy Orderの最高価格を少し上回るくらいにします。私は、0.01iskも無駄にしたくなかったため、既存Buy Orderの0.01isk上に設定していました。期間は3ヶ月。範囲は5~10Jくらいに設定しておくのが良いと思います。離れすぎると商品を取りに行く手間が増えて、その分だけ時間が掛かります。ということで、いつでも撤退できるように 5~10Jくらいが適当だと思います。また、範囲を広げすぎると、LowSecで仕入が行われる恐れもあるため、気をつけてください。(「EVE Wiki」のサイドバーにある[TOOLS]の「2D EVE Maps」を見れば範囲の設定に役立つと思います。)

商品を仕入れたら、売却市場に輸送します。この際に、ある程度まとまった商品を抱えないと運搬の手間が掛かるだけですので、資金残高と相談しながら判断してください。つまり、仕入のための資金が無くなると、せっかくBuyOrderを入れたくても、入れられないという状況になります。このため、仕入資金が底をつかないように売却しなければなりません。
売却市場ではSell Orderで売却を行います。このときの価格は、Sell Orderの最低価格を少し下回る分だけに設定します。(Buy Orderと同じです。)

【ひとこと】
価格調査の際には、エクセルなどの表計算ソフトを使うことをお薦めします。手書きのメモでは面倒ですし、過去の履歴も残せるためです。エクセルが無いという方は、Google Docや、StarSuiteといった無料ソフトを利用するのが良いと思います。


2-3.価格修正
複数の競争相手が存在する市場では、頻繁に価格の修正が行われています。酷い場合には、自分が最高値でBuy Orderを設定した数十秒後に自分のOrderに0.01iskを上乗せした価格で他の競争相手がBuy Orderを入れてきます。
このように、場合によっては価格修正はかなり疲れる作業です。
どうしても価格競争で負けてしまう相手であれば、試しに1個Sellして、購入者の名前を割り出し、Buddy Listに登録してログインとログオフのタイミングを見てOrderを入れるのが良いかもしれません。

【ひとこと】
価格の修正作業は競争相手の反応でこちらの対応も変わるため、対応の立て方が難しいと思います。
私の場合、サブキャラで交易を行っていたため、競争相手が日本人か外国人かを見定めて対応を変えていました。
日本人の場合:活動時間が同じため、無意味な競争は避け、当日の初ログイン時、寝る前、通勤通学前に修正を行う。
外国人の場合:活動時間が違うため、朝から夕方は外国人に譲り、夕方から朝までを最高値でOrderする。

【おまけ】
Orderシステムでは、同一価格でも期間[Duration]が短い方がOrderリストの上位に来るため、0.01iskも惜しいという方は、競争相手より短い期間設定で市場参入すれば、同一価格でも優位に立てます。

No.11|交易いろいろComment(0)Trackback()

交易について考えていたこと(4)

2008/01/17(Thu)13:51

2.交易開始・・・田舎で買って都会で売るパターン
とりあえず、難しいことは考えず交易を始めてみます。交易を行う場合、仕入市場と売却市場の選び方もいろいろありますが、まずは一番簡単だと考えられる、田舎で買って都会で売るパターンを行ってみます。
メインキャラ以外の成長させないサブキャラを2体用意します。このときサブキャラは、税率を低減させる、Market Orderをなるべく多くする、という目的で作ってください。(詳細はこちら)
このキャラを、売却市場と仕入市場に配置します。この配置は難しいと思いますので、売却市場はJita、仕入市場は田舎だと考えられるRegionの、比較的人が多いSystemに適当に配置し、様子を見ながら変えていくことになると思います。(あまり人が多すぎると、他の買い付け商人とバッティングするため注意してください。)


2-1.市場選び
仕入市場を眺めて、マーケットの取引本数を調べます。[Market]を開いて、[Details]タブの中の[Price History]タブを選ぶと、日々の取引集計が出ますが、そこのVolumeと書かれたラインが1日の取引数量です。
価格が安いもの、人気があるものほど取引件数が多く、価格が高いもの、人気が無いものほど取引件数が少ないのが普通ですが、これはRegionによって変わるため、一概には言えません。
数十万iskを超えるものが、100本以上取引されていれば、比較的流通しているのではないでしょうか。

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交易について考えていたこと(3)

2008/01/11(Fri)01:23

1-4.リスク(価格変動リスク)
1-1~1-3では、資金効率について述べましたが、リスクも重要な要素です。EVEの商品市場もリアルの市場と同様に価格変動を確実に予想することは困難です。新艦や新Mod、新世界の導入といったCCPによる介入で急激な価格変動が生じることもありますし、戦争の発生やプレイヤーの増加といった自然な外部環境の変化によっても緩やかな価格変動が生じます。
CCPによる介入は、事前の予告(テストサーバー)があるため、ある程度は予想することが可能であり、これをビジネスチャンスとすることも出来ますが、このようなビジネスチャンスは一過性のものに過ぎず、長期安定的な資金運用を目指すのであれば、これに一喜一憂するのもどうかと思います。このため、私自身は以下のようにしてリスクを回避していました。
(リスク自体も扱う商品で変わり、リスク回避の方法も様々あると思いますので、いろいろ検討してください。)

CCPによる介入:追加の商品仕入を止めて、在庫の売却を急ぐ
自然な価格変動:利益率を大きく取ることで、緩やかな変動に対応する(私は20~30%の利益率設定で資金運用していました)


1-5.Trade商品による交易
交易人の方の中には、Trade商品で多くの利益を上げる方もいます。やりかたによっては、かなり効率的に利益が出ますが、この方法は私自身が試したことは無いため、ここでの記載は行いません。

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