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交易振興基金 ”Trade Support Fund of Japan”

CCPの運営するEVE ONLINE内に設立された交易振興基金の広報用ページでしたが、
現在の更新内容は交易とはあまり関係がなくなっております。

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2024/04/26(Fri)11:40

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交易について考えていたこと(10)

2008/02/18(Mon)19:24

5-3.一般購入者
一般購入者は、その商品を使用する目的で購入する市場参加者であり、通常転売利益を考えていません。したがって、Modなどを購入する一般購入者は、その商品の限界効用に応じて、商品を購入します。このため、異常に高い価格でBuy Orderが行われることがあり、競争相手としては争いたくない相手です。ただし、目的の商品を必要数量だけ購入できれば市場から退場するため、しばらく待てばよいと考えられます。また、仕入範囲も比較的狭いため、仕入範囲が重複する可能性は低いかもしれません。
Material取引市場の一般購入者については、商品の限界効用というよりも、Materialを加工して製造した製品の価格動向に影響を受けるため、製品市場の変動が無い限り設定価格を異常に高額に設定することはないでしょう。また、製品価格が大きく下がったといったような理由がなければ、material市場から一般購入者が退場することも無いと考えられます。

【ひとこと】
攻撃的競争相手との、Order合戦はかなり疲れます。ほぼ5分おきに、Orderが更新されるため、チェックを欠かすことが出来ず、また、目標利益率を下回る価格で仕入を行うこともあります。Order合戦も、PvPと同様にテクニックがあるため、経験が重要になります(場合によってはBuy Orderを掛けつつ、Sell Orderを入れるといったこともあります)。
「交易はPvPより熱い!」と考えるのは、このためです。

また、よく中途半端な価格設定をしている市場参加者がいますが、このような価格設定は却ってお互いの利益率を下げるだけのため、意味がないと考えられます。
競争相手を蹴落とすのであれば、競争相手が競る気のしない価格設定をする必要があります。そうしなければ、競争相手も価格競争をしてくるので、体力勝負となります。
また、反対に競争相手と共存するのであれば、異常な値上げを行わず、0.01iskずつ上げていくのが良いと思われます(ログイン時間の異なる市場参加者が競争する場合には、これで上手くいく場合が多いのではないでしょうか)。
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交易について考えていたこと(9)

2008/02/09(Sat)21:32

5.仕入市場での競争相手
市場には非常に多くの競争相手がいます。競争相手の捉え方は人それぞれだと思いますが、私の場合は、他の競争相手への対応によって平和的競争相手、攻撃的競争相手、一般購入者と分類しています(完全に私見です)。これらの競争相手と日々のOrderで戦わなければいけないため、交易もPvP並みの激しいせめぎ合いが繰り広げられます。

5-1.平和的競争相手
平和的競争相手とは、他の競争相手と市場を寡占することを期待している市場参加者です。
このタイプは、Order価格の設定が非常に細かく、1isk~0.01isk程度で価格変動させることが多いと考えられます。
また、仕入範囲も比較的小さく、10J程度の地域で仕入を行うことが多いと考えています。
このタイプとは、仕入範囲の棲み分けが行われていれば、殆ど争うことがありませんが、仕入範囲の棲み分けが行われていなければ、どちらかが退場するまで価格競争が続きます。

5-2.攻撃的競争相手

攻撃的競争相手とは、他の競争相手を蹴落として、市場を独占することを目的としている市場参加者です。
このタイプは、Order価格の設定が非常に大きく、他の市場参加者が対応できないような価格を設定すると考えられます。
また、仕入範囲も広大で、通常Region全体を対象範囲としていると考えられます。
このタイプとは、共存することが出来ません。Region全体を対象とした熾烈な価格競争が行われ、他の市場参加者が退場しつくすまで、競争が続きます。価格競争が終了し、勝ち残った市場参加者が価格を下げた場合には、新たな市場参加者が登場し、価格競争が再発することになります。

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交易について考えていたこと(8)

2008/02/05(Tue)01:20

4.商売パターン
商売のパターンは、プレイ時間と資金余剰に応じて決定されると考えられますので、自分にあったパターンを探す必要があります。

4-1.薄利多売型
利益率を低く設定しているため、様々な商品を数多く取り扱います。したがって、運搬特化艦が必要になり、比較的長いプレイ時間が必要となると考えられます。

4-2.厚利少売型(正式名称は不明)
利益率を高く設定しているため、取り扱う商品は絞られます。このため比較的カーゴ容量が小さい艦で足り、少ないプレイ時間で可能であると考えられます。

【ひとこと】
私自身は、社会人ということもあり、プレイ時間が限定されることから、少売型に限定されていました。したがって、当初は資金が乏しかったことから10%の利益率設定で薄利少売型でしたが、徐々に資金が増えていったため、利益率20~30%の厚利少売型になりました。

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交易について考えていたこと(7)

2008/02/03(Sun)15:17

3-3.特定System内での交易
資金余剰が出てくれば、商品の長期死蔵があったとしても、それほど困らなくなります。そのような状態になった際に行えるのが、特定System内での交易です。今最も市場取引量が多いJitaのようなSystemであれば、Sell Orderの最安値はBuy Orderの最高値より若干高い程度になります。このため、Buy Orderで安く買い、Sell Orderで高く売ることが出来ればその分だけ、利ザヤを稼ぐことが出来ます。ただし、Sell Orderの最安値とBuy Orderの最高値の差が僅かな場合は、手数料と税金が足枷となるため、マーケットスキルが低いと上手くいきません。


3-4.田舎で買って田舎で売るパターン
時間を掛けて商品を現金化することが可能になってきた場合、田舎で買って田舎で売るという選択肢も選べるようになります。
この場合、気をつけるべきなのはSell Orderでの価格設定だと思います。
売却市場が整っていない田舎では、比較的ボッタクリ価格でSell Orderが設定されていますが、このSell Orderリストから買ってくれる人は、都会に出るのが面倒で、高くてもいいから希望の商品が欲しい人です。
このような有難い購入者は、都会に出る時間をミッションや堀に費やした方が効率が良い(或いは、単純に面倒なだけ)と考えている人なので、可能な限り高く買ってもらいたいところです。
このため、価格はめいいっぱい高く設定します。上手くすれば購入価格の30倍でも買ってもらえます。

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交易について考えていたこと(6)

2008/01/19(Sat)18:21

3.慣れてきたら
慣れてくれば、資金が少しずつ増えてくると思いますので、少し欲張りながら取引を行います。

3-1.仕入範囲の拡大
資金が貯まってくれば、仕入範囲を拡大します。
仕入範囲が広いということは、それだけ、商品回収にかける時間が増えるということになりますが、プレイ時間に限界があるため、商品回収時間が増えると、回収されない商品が出てきます。回収されない商品は、死蔵商品となり現金化されないため、資金余剰の少ない時には、Buy Orderが出来なくなり、機会損失となります。
したがって、仕入範囲の拡大は資金余剰に応じて行うことになります。
また、他のRegionに進出するのも良いかもしれません。他のRegionでも試しに仕入を行ってみて、両Regionで仕入を行う、或いは、仕入市場を変えることも選択肢の一つです。

【ひとこと】
私の場合、仕入範囲が20Jの時に、平日はOrderのみ、土日に3時間位かけて回収するという状況でした。


3-2.Sell Orderの操作
当初は、Sell Orderは、最低価格を少し下回った程度にしておきますが、取引履歴を見て、高い価格での取引実績、価格上昇の傾向があれば、その履歴に応じた価格を設定します。通常、売却市場のSell Orderの最低価格よりも取引履歴の平均価格の方が低いですが、この履歴の推移を検討することにより、現状のSell Orderだけに対応するよりも利益率を高めることが可能になります。
ただし、この場合、現金化に時間が掛かるため、資金効率の悪化につながります。したがって、資金残高と利益率とを勘案して判断することになります。
また、価格が下がってしまい、当初売却可能であった価格よりも、取引価格が下がってしまう可能性があります。
この点は、他のプレイヤーの動向によるため、勘と経験で判断するしかありません。

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